詫摩昭人展 -Lines of Flight-

2/7 fri-28 fri

このたびYoshiaki Inoue Galleryでは、
「:詫摩昭人展 -Lines of Flight- 」を開催いたします。

1966年熊本県人吉市生まれ。滋賀大学大学院美術教育修了後、渡欧、シルクロデベラスアルテス(マドリッド)で学ぶ(~94)。1992年より様々な人の行動の記録をキャンバスに記録する「行動表絵画」、1997年には自宅を開放した展覧会(安田早苗と共同)、2004年より2mの刷毛で一気に仕上げる油彩の作品「逃走の線」を発表、現在に至る。個展グループ展多数。2005年兵庫国際絵画コンペティション優秀賞、2011年Saatchi Online SHOWDOWN Finalist。パブリックコレクションには、兵庫県立美術館、色彩美術館、その他。現在、和光大学芸術科准教授を務める。
本展は詫摩氏の当方での初個展で、新作と近作、3メートルを越える大作を含む20点ほどの展示となります。

窓の表面 -Slow &Tense atmosphere-

12/6 fri-1/18 sat

このたびYoshiaki Inoue Galleryでは、
「 窓の表面 -Slow &Tense atmosphere- 」を開催いたします。

《窓の表面》と題したこの展覧会は、ガラスに反射した表面を示しています。その表面の意味は、自身の精神性を指し、窓から眺めた外の世界は、社会を 指しています。アーティストたちの作品からその精神性と社会の関係を掲示し、様々な同時代性に共鳴する表現が集います。この写真をテーマとした展覧会 は、写真芸術との接点を見いだすことのできる他現代美術のアーティストも含み、10年の間に定期継続(隔年開催)するタイムプロジェクトとして活動してい ます。京都という場の精神性に通じた意識の中、スロー&テンスアトモスフィア(ゆっくり、そしてその緊張感)をテーマに、京都から世界へ発信する同時代の アーティストたちにおけるムーブメントとなることを目指しています。第三回は「顕在と境界」をテーマに、日本、ベルギー、スイス、アメリカ、台湾の写真芸 術と写真を手段とする美術家達の作品を一同に紹介いたします。

本展は京都(雅景錐)を皮切りに大阪(フランダースセンター、ヨシアキ イノウエ ギャラリー)の計3会場で行います。

出品作家:アンドレアス・クレシグ / 沈 昭良 / スコット ホーキング
※画像は沈昭良「Stage 4」

12月28日~1月8日(年末年始休廊)

超京都/Cho Kyoto 2013

10/4 fri-6 sun

このたびYoshiaki Inoue Galleryは、超京都2013「現代美術@平成の京町家」に出展いたします。第3回目となる超京都は、会場を「平成の京町家モデル住宅展示場KYOMO」に移し、伝統的な広報や地域産材によって建てられたモデル住宅5棟を舞台に行われます。

映像作家 水谷イズルが、サウンドアーティストの日栄一雅とのコラボレーションで完成させた作品
「SHIFT」を発表致します。

今回、サウンドアーティストの日栄一雅さんとコラボレーションをさせていただいた。
煙の形状によりリアルタイムで音と映像に変換するプログラムを書いていただいた。アイデアも出し合って本格的なコラボレーション作品となった。
会場に鳴り響く音は、物質が非物質へと変換するときに上げる歌声であり、日本の雅楽で使われる「笙」の音を使っている。この笙の和音は煙の振る舞いに伴って変化してゆく。
日本古来の文化が伝わる京都にちなみ、線香と雅楽器という極めて東洋的な要素をつかうことで、東洋の時空間の観念にふさわしいインスタレーションとなったと思っている。
2013 9  水谷イズル

北川宏人/Hiroto Kitagawa -ARTIFICIAL WORLD-

7/12 fri-8/10 sat

北川はイタリアで学んだテラコッタの古典的彫刻技法を用い、素焼された土肌の風合いを残せるようアクリル絵具で彩色する手法で、アニメキャラクター的なものや現代の若者にスポットを当てたファッショナブルな独特の人間像を表現してきました。
今展ではこれまでのスタイルを大きく変えた「ARTIFICIAL WORLD」を発表致します。今まで使っていなかった釉薬による着色や陶芸にある成形技術も用いて新たなイメージの作品群を出現させます。

会期以降も延長展示中です。

10/3.thu-5.sat 12:00-17:00 OPEN!

吉本直子/Naoko Yoshimoto – silent voices –

5/10 fri-5/31 fri

衣類に残る命の痕跡、時の痕跡。その出会いに心奪われ、古着の白いシャツを集め始めた。知人から、フリーマーケットで、リサイクル業者を通して。数千枚にのぼるであろう衣服を糊で固める。

空間に展示する。内包されたものが空間に放たれる瞬間を待つ

1972 兵庫県生まれ
1995 京都大学教育学部教育心理学科卒業
2006 文化庁新進芸術家海外留学制度派遣研修員としてイギリスにて研修
2007 ポーラ美術振興財団在外研修員としてイギリスにて研修

昨年の展覧会

「吉本直子 Reflection Spaceー鼓動の庭/ APMoA Project, ARCH vol.1」
(愛知県美術館)
「吉本直子・久保健史・浅田暢夫展ー内包の布・空間の石・存在の写真」
(姫路市立美術館)

服部知佳/Chika Hattori – Wakeful night –

4/5 Fri-27 Sat 2F

Yoshiaki Inoue Galleryでは、「服部知佳展 – wakeful night-」を開催いたします。
厳しい自然環境のすべてを受け入れながら、自らを失わず凛と逞しく生きるイキモノたちを題材に、
慈しむよう丹念に塗り重ね、絵具が溶け広がるような描画で表現されています。
大阪での初個展となる今回は40号~80号の作品を中心に約12点ほどご紹介いたします。

舟越桂/Katsura Funakoshi New Prints -mezzotint ’13- & Drawings

4/5 Fri-27 Sat 3F

舟越桂新作版画展を開催いたします。
舟越桂は、彫刻と同じくドローイング、版画も重要な創造の領域と考えています。
1987年のイギリス留学時に制作を始めた版画は、これまでにドライポイント、アクアチント、リトグラフ、木版など
さまざまな技法に挑戦し、彫刻に従属しない自由な表現をつくりだしています。
今回は、初の試みであるメゾチントによる明暗と濃淡に富んだやわらかい階調の表現が特徴的です。
新作7点とドローイング6点も合わせて展示致します。

平 久弥/Hisaya Taira Exit – New York –

2/22 Fri-3/16 Sat 2F

1960年鳥取県倉吉市生まれ。多摩美術大学卒業。
平久弥は近年地下空間やエスカレーターなどを、自らの写真に忠実に描くフォトリアリズムの手法で制作してきました。
今回はその対象をニューヨークに求め精密に描いた新作を中心にご紹介します。

水谷イズル/Izuru Mizutani – Reflection 9.11~3.11 –

10/15 Mon-11/10 Sat 2F,3F

世界を震撼させた9.11アメリカ同時多発テロから既に11年の歳月が流れている。そして昨年3.11 震災と津波、原発事故。世界はめまぐるしく移り変わっている。アートはまるで鏡のように時代を映し出す。
未来は人の心の中から生まれてくるものなのだと思う。アートは人の心に作用する。できればこの先の見えない時代に一筋の希望の光を灯すことができれば幸いだと願っている。

田島弘庸/Hitotsune Tashima – Organic Banana 2012 –

7/7 Sat-28 Sun 3Fgallery space

1969年広島県生まれ。’92年メリーランド美術大学(ボルチモア/アメリカ)大阪府国際交流財団給費留学、’93年大阪芸術大学
陶芸学科卒業。現在、ピーマカレッジ(アリゾナ/アメリカ)陶芸学科 教授。
アメリカ、アリゾナ州で制作を続ける陶芸家。独特の人物陶芸の世界を、人間の本質や自意識をシニカルで戯曲的な手法で作り出す。

<田島コメント>
“Banana People and Black Chocolate Rain”
バナナなど身近な食品をはじめ、暮らしの中にオーガニックやスローライフを取り入れ、このストレス社会を少しでも豊かにしようと生きる現代のバナナピープルたち。
オーガニックのお酒やタバコなど冗談みたいなものまであります。その普通に生きるバナナピープルに忍び寄る黒い心の雨。

-Black Chocolate Rain-
あるものは涼しい顔でよけきれたつもりになり、徐々に侵食されてゆく。
あるものはあまり考えず遊びのつもりで底なしのたまりへ引きずり込まれていく。非常に危険な甘い黒い雨である。

岡本啓/Akira Okamoto -display(机上の空論)-

7/7 Sat-28 Sun

岡本啓(おかもと あきら)
1981年大阪府生まれ。
2004年大阪芸術大学美術学科卒業
カメラで撮ったフィルムからだけではなく、直接手作業でフィルムに模様を描くなど独自の手法で多様な写真作品に取り組んでいる。
今展では、新作”display”を含む約15点を展示。
<岡本コメント>
手に触れられるものが現実だと思っていたけれど、最近はどうやらそうでもないらしい。
幽霊も動物も戦争も月面も、頭の中の信号にしてしまえば全部いっしょくたである。子供の時に読んだ本に、未来の人間の姿として、頭と目のでっかい生き物が描かれていてぞっとしたものであったが、ある部分ではすでにああなっているんじゃないか。
一度、頭の中の世界を外側に出してみる必要がある。

ART OSAKA 2012

7/7 Sat-8 Sun

Venue:ホテルグランビア大阪

Toshio Shibata/柴田敏雄
Akira Okamoto/岡本啓
David Fokos

Art Show Busan 2012

6/8 Fri-11 Mon

Venue:BEXCO Exhibition Hall 2

Hiroto Kitagawa/北川宏人
David Fokos
Yasuyo Fujibe/藤部恭代
Oh Su Jin/呉洙珍

Gallery Seoul 2012

4/20 Fri-23 Mon

Venue:GALLERIA FORET, Convention Hall B2
(685-696, 1-ga, Seongsu-dong,Seongdong-gu, Seoul)

Hiroto Kitagawa/北川宏人
Hisaya Taira/平久弥
Hiroki Yasutomi/安富洋貴
Oh Su Jin/呉洙珍

柴田敏雄/Toshio Shibata -WONDERS-

4/6 Fri-28 Sat

柴田は自然の中にある人工物を大型カメラで捉える独自の風景写真を発表している。コンクリートで固められた山肌や大量のコンクリートと鉄骨で作られたダムなど普段は自然の美観を損ねる対象としてしか扱われない風景から意外な美しさを発見し、美しさとは何かを改めて問いかけてくる。
今展のタイトルは「WONDERS」。写真には現実にあるものを撮っても非現実に見えるという側面があり、これもいくつかある柴田のテーマである。
今展ではカラー、モノクロームとも大型写真を中心に15点ほどを展示致します。

ASIAN REALISM

3/8 Wed-28 Tue

「21世紀はアジアの時代」と言われて久しいのですが、この10年で、東アジア内の経済的、文化的結び付きは益々強くなりました。アートマーケットも例外ではありません。東アジア内の主要都市は経済的成長を背景に、独自のアートを発信するようになり、東京・ソウル・台北・香港・上海・北京・シンガポールなどの各都市でアートフェアやアジア作家を紹介する美術展が多く開催され、ますますアートのグローバル化が進んでいます。もはや国境は意味をなしていないという印象すら受けます。今展アジアンリアリズムでは日本、台湾、韓国、中国の現在活躍中の作家たち5人を集め、東アジアの“今”のアートを紹介します。

<出展作家>

Hisaya Taira Japan
Hiroki Yasutomi Japan
Lo Chan Peng Taiwan
Yu Siuan Taiwan
Wang Meng Fei China
Liu Li Yong China
Oh Su Jin Korea