吉原通雄 / Michio Yoshihara collection

May 13 Mon-June 8 Sat, 2019

吉原通雄(1933-1996)は関西学院大学在学中の1954年に父の吉原治良が代表を務める具体美術協会(略称「具体」)の結成に参加。1972年に同協会が解散するまで会員として活動しました。
今展では1961年に発表した「砂の山」の再制作作品を添え、具体時代に制作したキャンバス作品を中心にご紹介させて頂きます。

岡本啓/Akira Okamoto -RAUM-

February 8 Fri – February 28 Thu, 2019

独自の手法〈photo brush =フォトブラッシュ〉を駆使し、光学実験のような絵画制作を続ける作家・岡本啓。 本展のタイトル「RAUM」とはドイツ語で「空間」を意味する。 あくまで絵画に拘りながら、普遍的で不可思議な「光」という存在をギャラリー 空間に表出させる。

岡本展の詳細(PDF/1.7MB)

井上廣子/Hiroko Inoue -Metamorphosis-

December 11 Tue – December 26 Wed

井上廣子はここ8年の間、国内外の多くの森に分け入り自然の持つ荒々しさとやさしさに触れ、新たに生命の根源を探る制作を続けて参りました。

そして二年前の個展では、世界が人種主義や格差社会の狭間で混迷を深めMetamorphosis/変貌しようとしている状況の中で、急激に変化する時代のメタファーとして爆布の様に落下する水を作品化しました。

今展では生命を育む存在としてIce/氷とFire /炎が加わります。

詫摩昭人 「逃走の線/ Lines of Flight-Skyscraper」

Oct 19 Fri - Nov 17 Sat, 2018

横幅2mの刷毛で一気に油彩を仕上げる詫摩昭人の新作展。
今展は、Skyscraper(摩天楼)をテーマに、新宿や渋谷などの都市の風景に挑戦する。このシリーズの最初期の2004年には、ニューヨークの風景を描いてもいたが、まとめて都市の風景を発表するのは今回が初めてとなる。絵具が乾く前に筆を走らせ完成とし、失敗した場合は初めからやり直しとなるこの技法では、都市の風景は難易度が高く、一部分のみを修正することが出来ない、一度限りの美を追求する。 

会場:Yoshiaki Inoue Gallery 2F、3F
開廊時間:11:00-19:00
休廊日:日祝

ロバート・クシュナー「未知の霧の中へ」

Robert Kushner – a mist of unknowing –

Sept 3 – Sept 29, 2018

ロバート・クシュナー/Robert Kushnerは布を主な素材として用い70年代後期にニューヨークで始まった美術造形運動「パターンペインティング」の代表的作家。パターンによる画面の装飾性と共に、布の使用で空間性というもう一つの重要な要素を導入することに成功しています。 その後日本美術の影響を受けた作品を多数制作。「琳派」の装飾性と、マティスに代表されるフォービスム絵画を思わせる自由奔放な描線が独自の境地を感じさせ、西洋と東洋の美意識の融合を見ることができます。 90年頃より「生命」をテーマに主にキャンバスにアクリルで「花」を描いていますが、本展では古い楽譜、19世紀の婦人雑誌、辞書、日本の木版画等をコラージュした紙を用いた草花のドローイングなど、2010年以降の作品を展示いたします。ノスタルジックな素材に浮かぶ花や葉が、私たちを、時代を越えた未知の霧の中へといざないます。

会期:2018年 9月3日(月)~ 9月29日(土)
会場:Yoshiaki Inoue Gallery 2F
開廊時間:11:00-19:00
休廊日:日祝

Real – 陶芸の可能性 –

June 15 – July 14, 2018

陶芸の技術や土という素材を出発点としながらも新しい表現を模索し続ける作家たちのグループ展。
30代から50代までの年齢差で、それぞれが抱える時代性や方向性はじつに様々であり多彩な才能の競演の場となります。
陶芸の可能性をぜひご覧下さい。

<出展作家>
秋永邦洋  Kunihiro Akinaga
北川宏人  Hiroto Kitagawa
桑田卓郎  Takuro Kuwata
篠崎裕美子 Yumiko Shinozaki
田島弘庸  Hirotsune Tashima
出和絵理  Eri Dewa
増田敏也  Toshiya Masuda
松村 淳   Jun Matsumura

Sadamasa Motonaga/ 元永定正展

Sadamasa Motonaga

March 26 – April 21, 2018

元永定正(1922-2011)
1955年に吉原治良の誘いにより前衛美術グループ「具体美術協会」に参加。ビニールに着色した水を入れて樹の枝から吊るす《作品(水)》や煙を用いた舞台上のパフォーマンス作品などを発表。1958頃より日本画の「たらし込み」の手法に着想を得て、偶然性を活かした絵画作品によって注目され、欧米のアンフォルメル運動と連動して国際的な活動を行った。

1966~67年のニューヨーク滞在を経て、エアブラシとアクリル絵具を用いる技法で新境地をひらく。軽快な色彩とユーモラスな抽象形態によって「ファニー・アート」と呼ばれる独自の世界を確立した。また、椅子、オブジェ、タぺストリーのデザイン、絵本の制作など、幅広い創作活動を行っている。

今展では60年代の具体時代の作品から2000年代の作品まで幅広い年代の作品約12点を展示します。

吉本直子/Naoko Yoshimoto – 転生 Reincarnation –

12/8 fri-26 tue

産婆と奪衣婆の衣服貸借によって浮かび上がる命の円環を綴った「洗う女考絵巻」を含む新作三点をはじめ、遺服を用いて再生の祈りを形にした「翅(2015)」など、衣服を素材・媒介とした生と再生の風景をお楽しみください。

1972 兵庫県生まれ
1995 京都大学教育学部教育心理学科卒業
2006 文化庁新進芸術家海外留学制度派遣研修員としてイギリスにて研修
2007 ポーラ美術振興財団在外研修員としてイギリスにて研修

舟越桂/Katsura Funakoshi – New Prints –

9/1 Fri-16 Sat 2F

舟越桂新作版画展を開催いたします。
舟越桂は彫刻作品と平行して毎回新しい技術を取り入れた版画制作も継続的に行なってきました。
Yoshiaki Inoue Galleryでは1997年に制作された木版画シリーズより舟越桂版画展を毎回行って参りました。
今年4年ぶりに発表された新作版画は、メゾチント、ドライポイント、エングレーヴィング、アクアチントを効果的に組み合わされたものとなっております。これら新作銅版画シリーズ6点にギャラリーコレクションを加えたご紹介をさせて頂きます。

北川宏人/Hiroto Kitagawa 2017 -Love & Truth-

7/28 fri-8/26 sat

私はかつてから何らかのかたちで”今の時代”を作品に反映させたいと考えながら制作してきた。
今の世の中は、一見平和に思える日常とは裏腹に水面下ではいくつもの勢力がせめぎ合っている。
テレビで見る紛争地は決して我々と無縁の出来事ではない。
また戦争とは何もミサイル攻撃等による軍事衝突だけではなく、内部からの崩壊を目論む工作活動もあるのだ。

アトリエで制作をする際、多くの時間をネットでのニュース、世界情勢番組、経済アナリストらによる討論番組等を聴きながらのながら仕事がここ数年の日課である。
それらの情報は自分の作品とある部分でつながっているのだと思う。
北川 宏人

(8/11-17 休廊)

Toshio Shibata/柴田敏雄 – Bridge –

6/9 fri-7/10 mon

自然の中にある人工物を大型カメラで捉え、独自の風景写真を発表してきた柴田敏雄。今展では4年ほど前にベルギーの建築家、ローラン・ネイ氏から彼自身の設計した「橋」を被写体として撮影ほしいとの依頼を受けて撮りはじめたシリーズを、関西では初めてのご紹介となります。
この今までとは異なる方法論で撮影された作品群8点と別室で大型写真を含めたB&Wの展示も行います。

Akihito Takuma/詫摩昭人 -Lines of Flight SA-KU-RA-

4/15 sat-5/13 sat

Yoshiaki Inoue Galleryでは、4月15(土)より
「 詫摩昭人 Lines of Flight SA-KU-RA 」展を開催いたします。

オープニングでは、 出原均氏をゲストに迎えトークイベントを行います。
皆様ぜひご参加下さい。(事前申込み不要)

15日(土)
17:00-18:00 ギャラリートーク/
ゲスト:出原均(兵庫県立美術館 学芸員)
18:00-19:30 レセプション

岡本啓/Akira Okamoto -fiction-

12/16 fri-27tue、1/10 tue – 31tue

Yoshiaki Inoue Galleryでは、12月16(金)より 「 岡本啓 -fiction- 」展を開催いたします。

岡本は2004年以降、写真現像技術を用いて印画紙上に像を描き出す独自の手法(=photo brush)を用いた作品を発表。色彩豊かなその作品群はデジタル加工ではなく、ほぼ全て暗室内での手作業で制作されている。
「嘘は人間の発明品だと思う。写真という、さも真実げなものの嘘らしさはつまり、写真が造形表現であることの証明だ。宇宙人や幽霊だってそれは〈表現〉してしまう。」fictionと題された今展では、写真の作為性を掘り下げ、新たな表現を展開していく。
この機会に是非ご覧下さい。

オープニングでは、加藤義夫氏をゲストに迎えトークイベントを行います。
皆様ぜひご参加下さい。(事前申込み不要)

16日(金)
17:00-18:00 ギャラリートーク/
ゲスト:加藤義夫(キュレーター/美術評論)
18:00-20:00 レセプション

井上廣子/Hiroko Inoue -MIZU-

10/17 mon-11/5 sat

1992年より日本、ドイツ、オーストリアを中心に現代美術家として活動。1995年の阪神・淡路大震災の経験を契機として隔離された人間の心の痛みや、人と人を隔てる境界をテーマに作品を制作。世界各地の精神科病棟など隔離された施設の窓をモチーフとした写真作品で高い評価を得る。
今展では2014年から取り組んでいる水をテーマにした写真と映像作品を二つの展示空間を使って発表し独自の視点で人の存在意義を問いかけます。

オープニングでは、加須屋明子氏をゲストに迎えトークイベントを行います。
皆様ぜひご参加下さい。(事前申込み不要)

17日(月)
17:00-18:00 ギャラリートーク/
ゲスト:加須屋明子(京都市立芸術大学 美術学部 教授)
18:00-20:00 レセプション

松谷武判/Takesada Matsutani -New Prints-

9/5 mon-31 fri

松谷武判(1937-)は60年代に具体美術協会会員となり活躍する中、フランス政府給費留学生として66年に渡仏。67年にS.W.ヘイターの版画工房アトリエ17(パリ)に入門し、69年から約2年間助手を務め、70年にモンパルナスにシルクスクリーンの版画工房を設立。
今展では自身の版画技術を駆使し、パリのLes Ateliers Moretで制作した新作銅版画7点を中心に、過去に制作された版画作品とタブローも合わせてご紹介させて頂きます。

平 久弥/Hisaya Taira

5/18 fri-6/18 sat

平久弥は近年地下空間やエスカレーターなどを、自らの写真に忠実に描くフォトリアリズムの手法で制作してきた。
写真の客観性を持って描かれた作品は、かつて自分が見たかもしれない風景としての記憶を呼び起こす。
今展では東京の都市空間を独特のアングルで切り取り精密に描いた新作を中心にご紹介します。

吉原通雄/Michio Yoshihara

4/25 mon-5/10 tue

吉原通雄(1933-1996年)は関西学院大学在学中の1954年に結成された前衛美術集団「具体美術協会(具体)」に参加し、
1972年に具体創設者である父吉原治良(1905-1972年)の急逝により同協会が解散するまでその傍らで活動を続けていました。
自身の発表では油彩に灰、コールタールに砂を撒いた絵画や、天井の片隅から大量の紙テープを吊り下げた作品など、多彩な素材を用いて制作を行い、
また、具体が舞台を使った表現をする時などは常に音響を担当するなど、精通分野で積極的に携わり多岐にわたる創作活動を行いました。
今展では吉原通雄が1961年に発表した「砂の山」の再制作作品を添え、具体時代に制作した50号~80号のキャンバス作品を中心にご紹介させて頂きます。

”Sadamasa Motonaga” “Etsuko Nakatsuji” /元永定正 中辻悦子 展

11/16 mon-12/26 sat

戦後日本の前衛美術を代表する芸術家、元永定正(1922-2011)。
1955年に吉原治良の誘いにより前衛美術グループ「具体美術協会」に参加。ビニールに着色した水を入れて樹の枝から吊るす《作品(水)》や煙を用いた舞台上のパフォーマンス作品などを発表。1958頃より日本画の「たらし込み」の手法に着想を得て、偶然性を活かした絵画作品によって注目され、欧米のアンフォルメル運動と連動して国際的な活動を展開していった。

中辻悦子は、広告デザイナーを経て63年東京画廊で初個展以後、各地で個展を開催。「人形(ひとがた)」をモチーフに絵画、彫刻、版画など多彩な分野で活躍し、98年現代版画コンクール展大賞、99年ブラティスヴァ世界絵本原画展グランプリ受賞。夫婦であり、仕事上のパートナーでもある二人は、現代美術の世界で多方面に活躍され今や国際的にも高く注目される。

今回は、アトリエで保管されていた元永氏のキャンバス作品と、ブロンズや陶器のマルチプル作品。中辻氏のキャンバスとオブジェの新作を中心に会場を二階と三階に分けてお二人の個展を開催致します。

Toshio Shibata/柴田敏雄 -The Red Bridge-

7/18 sat-8/25 tue

柴田敏雄は自然の中にある人工物を大型カメラで捉える独自の風景写真を発表しています。2005年以降、新作の発表では白黒写真からカラーへと展開していますが、この度、カラーでの代表的な作品となった「大川村(2007)」を含む作品集「The Red Bridge」がフランスのiki社から刊行されます。
本展では収録されている作品を中心に、40 x 50インチの大判から20 x 24 インチの作品を約12点展示致します。