Takesada Matsutani 松谷 武判

(1937-)は、1960年より具体美術協会展に初出展。1963 年具体美術協会会員となる。1966 年フランス政府留学生選抜第1 回毎日美術コンクールでグランプリを受賞し渡仏。1967 年S.W. ヘイターの版画工房アトリエに入門。69年から約2年間助手を務め、70年にモンパルナスにシルクスクリーンの版画工房を設立。渡仏後10年余りを経て再び絵画制作を始め、ボンドで造形した画面を鉛筆で黒く塗りつぶす手法を確立し、2017年のヴェネツィア・ビエンナーレではメインセクション、2019年ポンピドゥーセンターでの個展と世界の第一線で活躍中。