Toshio Shibata/柴田敏雄 -The Red Bridge-

7/18 sat-8/25 tue

柴田敏雄は自然の中にある人工物を大型カメラで捉える独自の風景写真を発表しています。2005年以降、新作の発表では白黒写真からカラーへと展開していますが、この度、カラーでの代表的な作品となった「大川村(2007)」を含む作品集「The Red Bridge」がフランスのiki社から刊行されます。
本展では収録されている作品を中心に、40 x 50インチの大判から20 x 24 インチの作品を約12点展示致します。

舟越桂/Katsura Funakoshi -Selected Prints-

6/22 mon-8/25 tue

遠い彼方を見つめるような眼差しの人物像を一貫して楠を素材に制作してきた舟越桂。 近年は、人間と動物、男と女という境界を超越し、根源的な謎を投げかけてくる作品〈スフィンクス・シリーズ〉を制作している。この度、関西圏では初となる大規模な個展が兵庫県立美術館において開催されます。
2008年に東京都庭園美術館で開催された『舟越桂 夏の邸宅──アール・デコ空間と彫刻、ドローイング、版画』以降の発表では彫刻、素描とともに重要な表現のひとつとして取り組んでいる版画作品の展示も見られるようになりました。
Yoshiaki Inoue Galleryでは1997年に京都の伝統木版画摺師戸田正氏(1936-2000)が携わって制作された木版画シリーズより、新作が発表される度に舟越桂版画展を開催して参りました。今回はこれまでコレクションした版画の中からセレクトされた作品をご紹介させて頂きます。

会場 :Yoshiaki Inoue Gallery 2F、3F(7/13以降は3F会場のみ)
内容 :1990年の初期から2013年の最新作まで版画作品約30点
(一部ドローイング作品)(7/13以降は20点ほどの展示となります)

兵庫県立美術館 「舟越桂 私の中のスフィンクス」6/27(土)~8/30(日)

詫摩昭人展/Akihito Takuma -逃走の線-予期せぬ力-

4/11 sat-30 thu

昨年の個展に引き続き、詫摩昭人の新作個展を開催いたします。横幅2mの刷毛を上から下へ一気に走らせ制作する手法はこれまでと同じだが、今回はこれまでにも増して、自身のコンセプトである、”二項対立をすり抜ける”画面となっています。刷毛を走らせることにより現れる傷のようにも見える白い斑点が、白と黒・縦と横・西洋と東洋…の関係をシャッフルする予期せぬ力となって立ち現れてきます。2004年より制作している逃走の線シリーズの繰り返しの作業の中で、管理できないところに美があるというところに行き着いた表現となっている。

オ-プニングレセプション:4月11日17時30分より

吉原治良/Jiro Yoshihara 吉原通雄/Michio Yoshihara

吉原治良/Jiro Yoshihara
吉原通雄/Michio Yoshihara

11/11 tue-12/13 sat

戦前から戦後まで常に新しい表現を求めて前衛を貫いた作家、吉原治良(1905-1972年)1954年に関西で結成された前衛美術集団「具体美術協会(具体)」の創設者であり、日本の抽象美術界をリードする傑出した存在であった。 具体は20世紀後半の重要な美術運動のひとつとして注目を集め、戦後いち早く欧米の美術運動と連動して国際的な活動を展開していった。
次男、吉原通雄(1933-1996年)は関西学院大学在学中に具体の結成から参加し、1972年に父の急逝により同協会が解散するまでその傍らで活動を続けていた。自身の発表にとどまらず、具体が舞台を使った表現をする時などは常に音響を担当するなど、精通分野で積極的に携わり多岐にわたる創作活動を行った。
この度、吉原家ご遺族とのご縁からお二人の作品を揃って発表する機会を得ることができました。本展では治良氏の具象時代の作品や代表的な「円」、通雄氏の学生時代から具体活動を経て制作をしていた90年までの作品など、ご遺族がずっと愛蔵されていた作品を中心に二階と三階にてご紹介させて頂きます。

Robert Kushner New Collages -Treasures, Souvenirs, Memories-

10/1 wed-25 sat

1949年カリフォルニア州パサデナ生まれ。
布を主な素材として用い70年代後期にニューヨークで始まった美術造形運動「パターンペインティング」の代表的作家。
今展では,数世紀前の古本の紙片や自身で使用したチケット、十代の頃収集していた切手など、貴重で思い出深い素材の組み合わせによるコラージュの上に、一輪の花を描いたシリーズの新作を発表致します。

アーティストトーク:10月24日17時より
18時よりレセプション

田島弘庸/Hirotsune Tashima solo exhibition

7/11 fri-31 thu

レセプションを18日17:30より行います。ぜひご参加下さい。

「田島弘庸/Hirotsune Tashima - Treat yourself - 」を開催いたします。
現代社会を生きる様々な人々の日常を、陶という表現媒体を用いながら発表し、見るものに問いかける田島弘庸。在米20年以上の田島が今回の展覧会で選んだテーマは、「アメリカの食文化」です。

Artist Statement
アメリカでは、甘いものやスナック、おつまみなど、人に “遠慮なくどうぞ” と薦める時に、”Treat yourself”という表現をよく使います。
この言葉は日本語でいう「自分にご褒美を」という意味ですが、アメリカの食文化において多くの人は快楽に弱く、この”Treat yourself”を何かと理由をつけては自分自身に言い聞かせ、身体に悪いと知っていながらも人々はカロリーの多い食事を食べ続けています。
「体力つけるのに肉食べておこう」「チーズはカルシウムだから」「景気づけに乾杯!」「だって美味しいもん」
アメリカ生活でよく見られる現代人の姿ですが、彼ら自身が悲観的かと言われればそうでもないようです。
日常に溢れかえるそれらの食べ物は人々を麻痺させ、それが当たり前になり、多くのアメリカ人は問題意識さえ持たなくなっています。反対にその食生活に彼等は満足し、毎日をエンジョイしているようです。
その一方で、アメリカでは日本よりもベジタリアンフードやBIO食品が多く売られ、両極端な側面が見受けられます。
遠い日本から見る異国の食文化は、あきらかに身体に害のある、肥満を引き起こすものですが、人が持つ価値観は人それぞれで、もっといえば国や文化の違いによっても異なります。
快楽と節制、不健康と健康、何を自分のスタイルにするかを考えるか否かで、その人の体型、健康状態、もっと言えば人生が変わるのだと思います。
楽しみながら暴飲する彼らは、私のスタイルではありませんが、愛くるしく幸せそうにも見えるのです。

Asian Realism Ⅱ group show

8/21 thu-9/13 sat

21世紀はアジアの時代」と言われて久しいのですが、アジア経済の発展とともにアートマーケットも拡大してきました。香港・シンガポール・東京・台北・ソウルなどの各都市でアートフェアやアジアの作家を紹介する美術展などが多く開催され、ますますアートのグローバル化が進んでいます。今後は拡大するマーケットのなかで、いかにして価値ある作品として世界に発信して行くことが課題であろうかと思われます。
2回目の「アジアンリアリズムⅡ」では日本、台湾、韓国で現在活躍中の作家たち7人を集め、アジアのリアリズムを紹介します。また今展終了後、台湾のAKI Galleryへ巡回致します。

AKI Gallery 10/4-24   http://www.akigallery.com.tw

呉逸寒/WU Yih-Han solo exhibition

7/11 fri-31 thu

「呉逸寒/WU Yih-Han -In Bteween- 」を開催いたします。
呉逸寒は2006年に国立台北藝術大學卒業後、さらにドイツで学び、台湾とドイツをベースに活動しています。この度は日本での初個展となります。

Artist Statement

「肖像画とは、外部的特徴の描写により、個人を表現することである」
Hermann Deckert『肖像画の概念』

肖像画の歴史上の役割は、誰かについて記憶し、記録にとどめることでした。外見、姿勢、服装、ジェスチャーなどの特徴は、その個人の性格や生涯を知るヒントとなりました。ただし、肖像画は、対象を絵として客観的になぞるだけではありません。アーティスト独自の視点や意味付けも反映されます。
カメラの発明以来、現代の肖像画には、もはや「記録」の役割はありません。それでも、現代芸術家たちの主観的・個人的な解釈により、肖像画に全く別の視点が加わりました。私は、21世紀に生きる者として、過去を否定するのではなく、歴史を受け入れ、前進する方法を模索しているところです。
私は、北方ルネサンスやフランドル・ルネサンスの感情を抑えた不思議なスタイルと繊細な質感から大きな影響を受け、ルーカス・クラナッハ、ハンス・ホルバイン、ロヒール・ファン・デル・ウェイデンなどの巨匠に学びました。滑らかなジェッソの下地の上に、透明性と光沢を加えることで、ウェイデンやクラナッハの作品に似た雰囲気の明るい繊細な質感を生み出しています。
また、巨匠の作品と比べられがちな物語性、記号論、その他のさまざまな絵画言語を排し、純粋に人物を提示することを心がけています。このようなシンプルなイメージは、客観的な描写に見えるかもしれませんが、実際には多くの点で、私自身の個人的・主観的なアレンジが含まれています。姿勢、服装、背景の空間、色のレイアウト、そして対象の特徴は、控えめでありながら、観察者に読み取れるよう工夫しています。

Future Tense

6/7 sat-28 sat
このたびYoshiaki Inoue Galleryでは、
国内外でこれから活躍が期待される若手作家のグループ展「Future Tense」を開催いたします。

阿部ふみ/Fumi Abe(絵画)
西川昇真/Shoma Nishikawa(絵画)
中里勇太/Yuta Nakazato(彫刻)
U-die (絵画、ビデオ)
前谷康太郎/Kotaro Maetani(映像)

オープニングレセプション 7日(土) 17:30-20:00

井上廣子展 -Are they still here-

4/12 sat-5/10 sat

このたびYoshiaki Inoue Galleryでは、
「井上廣子展 -Are they still here- 」を開催いたします。
井上廣子は1992年より日本、ドイツ、オーストリアを中心に現代美術作家として活動。
1995年の阪神・淡路大震災の経験を契機として隔離された人間の心の痛みや、人と人を隔てる境界をテーマに作品を制作。世界各地の精神科病棟など隔離された施設の窓をモチーフとした写真作品で高い評価を得る。
今展2階の〈Mori:森〉では、日本とドイツの森を通して自然の驚異や圧倒的な力、自然の光と影、生と死の循環を表現、人々がどの様に自然と共存し、次代に何を伝えて来たのか、森の記憶を通して未来へのメッセージを発信する。
3階の〈Omni-Presence〉では第二次世界大戦後、経済成長を追い求める消費社会のなかで、日独両国の忘れ去られていく人々の生活の場や魂の軌跡を作品として制作。窓一枚の境界を通してどのように他者を理解し、どのように繋がることが可能なのかを問いかける。

オープニングでは、長期にわたり井上の作家活動を知る出原均氏をゲストに迎えトークイベントを行います。皆様ぜひご参加下さい。(事前申込み不要)
12日(土)
17:00-18:00 ギャラリートーク / ゲスト:出原均(兵庫県立美術館 学芸員)
18:00-20:00 レセプション

詫摩昭人展 -Lines of Flight-

2/7 fri-28 fri

このたびYoshiaki Inoue Galleryでは、
「:詫摩昭人展 -Lines of Flight- 」を開催いたします。

1966年熊本県人吉市生まれ。滋賀大学大学院美術教育修了後、渡欧、シルクロデベラスアルテス(マドリッド)で学ぶ(~94)。1992年より様々な人の行動の記録をキャンバスに記録する「行動表絵画」、1997年には自宅を開放した展覧会(安田早苗と共同)、2004年より2mの刷毛で一気に仕上げる油彩の作品「逃走の線」を発表、現在に至る。個展グループ展多数。2005年兵庫国際絵画コンペティション優秀賞、2011年Saatchi Online SHOWDOWN Finalist。パブリックコレクションには、兵庫県立美術館、色彩美術館、その他。現在、和光大学芸術科准教授を務める。
本展は詫摩氏の当方での初個展で、新作と近作、3メートルを越える大作を含む20点ほどの展示となります。

窓の表面 -Slow &Tense atmosphere-

12/6 fri-1/18 sat

このたびYoshiaki Inoue Galleryでは、
「 窓の表面 -Slow &Tense atmosphere- 」を開催いたします。

《窓の表面》と題したこの展覧会は、ガラスに反射した表面を示しています。その表面の意味は、自身の精神性を指し、窓から眺めた外の世界は、社会を 指しています。アーティストたちの作品からその精神性と社会の関係を掲示し、様々な同時代性に共鳴する表現が集います。この写真をテーマとした展覧会 は、写真芸術との接点を見いだすことのできる他現代美術のアーティストも含み、10年の間に定期継続(隔年開催)するタイムプロジェクトとして活動してい ます。京都という場の精神性に通じた意識の中、スロー&テンスアトモスフィア(ゆっくり、そしてその緊張感)をテーマに、京都から世界へ発信する同時代の アーティストたちにおけるムーブメントとなることを目指しています。第三回は「顕在と境界」をテーマに、日本、ベルギー、スイス、アメリカ、台湾の写真芸 術と写真を手段とする美術家達の作品を一同に紹介いたします。

本展は京都(雅景錐)を皮切りに大阪(フランダースセンター、ヨシアキ イノウエ ギャラリー)の計3会場で行います。

出品作家:アンドレアス・クレシグ / 沈 昭良 / スコット ホーキング
※画像は沈昭良「Stage 4」

12月28日~1月8日(年末年始休廊)

北川宏人/Hiroto Kitagawa -ARTIFICIAL WORLD-

7/12 fri-8/10 sat

北川はイタリアで学んだテラコッタの古典的彫刻技法を用い、素焼された土肌の風合いを残せるようアクリル絵具で彩色する手法で、アニメキャラクター的なものや現代の若者にスポットを当てたファッショナブルな独特の人間像を表現してきました。
今展ではこれまでのスタイルを大きく変えた「ARTIFICIAL WORLD」を発表致します。今まで使っていなかった釉薬による着色や陶芸にある成形技術も用いて新たなイメージの作品群を出現させます。

会期以降も延長展示中です。

10/3.thu-5.sat 12:00-17:00 OPEN!

吉本直子/Naoko Yoshimoto – silent voices –

5/10 fri-5/31 fri

衣類に残る命の痕跡、時の痕跡。その出会いに心奪われ、古着の白いシャツを集め始めた。知人から、フリーマーケットで、リサイクル業者を通して。数千枚にのぼるであろう衣服を糊で固める。

空間に展示する。内包されたものが空間に放たれる瞬間を待つ

1972 兵庫県生まれ
1995 京都大学教育学部教育心理学科卒業
2006 文化庁新進芸術家海外留学制度派遣研修員としてイギリスにて研修
2007 ポーラ美術振興財団在外研修員としてイギリスにて研修

昨年の展覧会

「吉本直子 Reflection Spaceー鼓動の庭/ APMoA Project, ARCH vol.1」
(愛知県美術館)
「吉本直子・久保健史・浅田暢夫展ー内包の布・空間の石・存在の写真」
(姫路市立美術館)

服部知佳/Chika Hattori – Wakeful night –

4/5 Fri-27 Sat 2F

Yoshiaki Inoue Galleryでは、「服部知佳展 – wakeful night-」を開催いたします。
厳しい自然環境のすべてを受け入れながら、自らを失わず凛と逞しく生きるイキモノたちを題材に、
慈しむよう丹念に塗り重ね、絵具が溶け広がるような描画で表現されています。
大阪での初個展となる今回は40号~80号の作品を中心に約12点ほどご紹介いたします。

舟越桂/Katsura Funakoshi New Prints -mezzotint ’13- & Drawings

4/5 Fri-27 Sat 3F

舟越桂新作版画展を開催いたします。
舟越桂は、彫刻と同じくドローイング、版画も重要な創造の領域と考えています。
1987年のイギリス留学時に制作を始めた版画は、これまでにドライポイント、アクアチント、リトグラフ、木版など
さまざまな技法に挑戦し、彫刻に従属しない自由な表現をつくりだしています。
今回は、初の試みであるメゾチントによる明暗と濃淡に富んだやわらかい階調の表現が特徴的です。
新作7点とドローイング6点も合わせて展示致します。

平 久弥/Hisaya Taira Exit – New York –

2/22 Fri-3/16 Sat 2F

1960年鳥取県倉吉市生まれ。多摩美術大学卒業。
平久弥は近年地下空間やエスカレーターなどを、自らの写真に忠実に描くフォトリアリズムの手法で制作してきました。
今回はその対象をニューヨークに求め精密に描いた新作を中心にご紹介します。

水谷イズル/Izuru Mizutani – Reflection 9.11~3.11 –

10/15 Mon-11/10 Sat 2F,3F

世界を震撼させた9.11アメリカ同時多発テロから既に11年の歳月が流れている。そして昨年3.11 震災と津波、原発事故。世界はめまぐるしく移り変わっている。アートはまるで鏡のように時代を映し出す。
未来は人の心の中から生まれてくるものなのだと思う。アートは人の心に作用する。できればこの先の見えない時代に一筋の希望の光を灯すことができれば幸いだと願っている。

田島弘庸/Hitotsune Tashima – Organic Banana 2012 –

7/7 Sat-28 Sun 3Fgallery space

1969年広島県生まれ。’92年メリーランド美術大学(ボルチモア/アメリカ)大阪府国際交流財団給費留学、’93年大阪芸術大学
陶芸学科卒業。現在、ピーマカレッジ(アリゾナ/アメリカ)陶芸学科 教授。
アメリカ、アリゾナ州で制作を続ける陶芸家。独特の人物陶芸の世界を、人間の本質や自意識をシニカルで戯曲的な手法で作り出す。

<田島コメント>
“Banana People and Black Chocolate Rain”
バナナなど身近な食品をはじめ、暮らしの中にオーガニックやスローライフを取り入れ、このストレス社会を少しでも豊かにしようと生きる現代のバナナピープルたち。
オーガニックのお酒やタバコなど冗談みたいなものまであります。その普通に生きるバナナピープルに忍び寄る黒い心の雨。

-Black Chocolate Rain-
あるものは涼しい顔でよけきれたつもりになり、徐々に侵食されてゆく。
あるものはあまり考えず遊びのつもりで底なしのたまりへ引きずり込まれていく。非常に危険な甘い黒い雨である。

岡本啓/Akira Okamoto -display(机上の空論)-

7/7 Sat-28 Sun

岡本啓(おかもと あきら)
1981年大阪府生まれ。
2004年大阪芸術大学美術学科卒業
カメラで撮ったフィルムからだけではなく、直接手作業でフィルムに模様を描くなど独自の手法で多様な写真作品に取り組んでいる。
今展では、新作”display”を含む約15点を展示。
<岡本コメント>
手に触れられるものが現実だと思っていたけれど、最近はどうやらそうでもないらしい。
幽霊も動物も戦争も月面も、頭の中の信号にしてしまえば全部いっしょくたである。子供の時に読んだ本に、未来の人間の姿として、頭と目のでっかい生き物が描かれていてぞっとしたものであったが、ある部分ではすでにああなっているんじゃないか。
一度、頭の中の世界を外側に出してみる必要がある。