November 14 Sat - December 12 Sat, 2020(12/15 Tueまで延長致します)
谷口真人は、1982年東京都生まれ、東京藝術大学大学院美術研 究科先端芸術表現専攻を修了し、これまで「美少女の美術史」 (青森県立美術館 / 静岡県立美術館 / 島根県立石見美術館(巡回 展)、2014, 日本)、「TOKYO POP UNDERGROUND」(Jeffery Deitch、2019, New York, Los Angeles)などの重要な展覧会に参加しています。 谷口の作品に特徴的にあらわれる”距離”の感覚は、映像、画像、バーチャルリアリティ、パーソナルコンピュータのユーザインターフェイス等の現代的情報環境からの影響を感じさせると共に、人間の認識への問いや感情移入作用を通じて、作者の内的、主観的なイメージを、観る者の内へ呼び覚まします。
それはわたし、あなた、それ、が、重なりあうほど近く、手の届かないほど遠くに感じられる感覚です。本展では等身大を含めた新作の鏡を用いたペインティングを2階で、昨年ニューヨークで発表した映像を用いたインスタレーション作品を再構築し3階で発表いたします。