Collage Works – 時空の断片 – Robert Kushner & John Gall

February 5 Mon.  – February 29 Thu. 2024

Yoshiaki Inoue Galleryでは、美術運動「パターン&デコレーション」の代表的な作家であるロバート・クシュナーと、書籍デザインで知られるデザイナーのジョン・ゴールが手がけたコラージュ作品に焦点をあてた二人展を開催します。

コラージュ(collage)はフランス語の「coller」から派生し、「のりで貼る」を意味しています。この芸術形式は20世紀初頭にキュビスト達によって初めて取り入れられ、写真や絵、文字などを新聞や雑誌から切り抜き、それを支持体に貼り付けて制作します。

クシュナーとゴールはこれまで多くのコラージュ作品を制作しており、クシュナーは百科事典のイラストや図表、古い絵葉書や切手、楽譜、日本の木版画などを使用し、一方でゴールは雑誌の人物像や紙面の切り抜きを用いてカラフルな作品や同系色の紙を重ねたミニマルなもの、そして古い家族写真をカットし再構築した作品まで、多岐にわたる表現を展開しています。

これらのコラージュ作品は、元々の文脈から切り離された過去や現在、そして未来が同居する空間を提供しています。時代や記憶の断片が平面に重なり、鑑賞者に新たな物語や視覚イメージを呼び覚まします。ぜひご覧ください。

コレクション展 – GUTAI works on paper –

December. 11 Mon. 2023 – January. 27 Sat. 2024

具体美術協会(GUTAI)は、1954年、兵庫県の芦屋で結成された前衛美術家集団であり、リーダーの吉原治良を中心に既成の概念を捨て、さまざまな実験的な制作を通じて「われわれの精神が自由であるという証を具体的に提示」しようと活動しました。
今展では、これまでYoshiaki Inoue Galleryよりご紹介させて頂いております作家たちを中心に、コレクションを加えてそれぞれが工夫を凝らした特徴的な紙の作品をご紹介致します。

展示作家:
吉原治良/ Jiro Yoshihara
嶋本昭三/ Shozo Shimamoto
元永定正/ Sadamasa Motonaga
白髪一雄/ Kazuo Shiraga
吉原通雄/ Michio Yoshihara
吉田稔郎/ Toshio Yoshida
松谷武判/ Takesada Matsutani

協力:モトナガ資料研究室

ユアサエボシ/ Ebosi Yuasa 「涯にて/ at the end 」

October. 2 Mon. – October. 24.Tue. 2023

Yoshiaki Inoue Galleryではユアサエボシ展「涯にて」を開催致します。
ユアサエボシは1924年に生まれた架空の画家に擬態し作品を制作しています。ユアサは、架空の略歴を参考にしながら制作し、架空の画家を演じます。制作を通して架空の人物像が徐々に具体的に肉付けされていきます。
ユアサは自分の死後に、「ユアサヱボシ」という1924年生まれの架空の作家が実在した」という“嘘”を歴史の隙間に忍び込ませたいと考えています。
今展ではユアサエボシによる初めての春画シリーズの大作5点を中心にご紹介します。

【作品解説・春画シリーズ】
母が亡くなったときに、肌身離さず病床にも持ち込んでいた春画の本が出てきた。息子(ユアサヱボシ)の前では今まで一度も出したことのなかった母の隠された性的感情を知り、ユアサは驚きと共にある種の崇高さを感じた。
そこでユアサは幼少期から度々夢で見てきた涯(はて)の光景、それは極彩色の北極、南極のような極地の光景を背景として、そこに母が死の間際まで持っていた春宮図にある性交の情景を組み合わせて描いた。この5枚の作品はユアサの個人的な体験を元に生(性)と死を表現したものである。
(この5枚の作品はユアサの生前に発表されることは無かった。それは描く動機が余りにも個人的な内容であったため、発表を前提として制作されたものではないことや、この作品が描かれた1970年代当時の性に対する規制などの時代背景があったからなのかもしれない。)

Takesada Matsutani & Kate Van Houten – New Prints

September. 4 Mon. – September. 26.Tue. 2023

元具体美術協会のメンバーであった松谷はパリを拠点に半世紀以上にわたる活動をしており、ボンド(ビニール接着剤)を流し盛り上がったキャンバスを鉛筆で黒く塗りつぶす作品が松谷の代名詞となっています。
また、松谷は版画にも力を入れて制作しており、1967年にイギリス出身の銅版画家S.W.ヘイタ-がパリで運営する「アトリエ17」という版画工房に入り、銅版画を学びます。その時期にケイトと出会いともに版画を制作します。1969年の後半頃からはシルクスクリーンの制作も行い、1970年にアトリエ17を辞してパリ14区のモンパルナスに自らの版画工房を作り、スペイン国際版画展をはじめポーランドのクラコウ版画ビエンナーレなど、数多くの国際版画展で入賞しています。
今回の新作版画はケイトと共にパリのモレ版画工房で制作しています。
松谷の精巧な技術と版画に対する深い造詣が作品にどのように反映されるのか、そしてケイトの繊細な表現力がどのように対話するのか、今展は両アーティストの個性と才能をご覧いただく良い機会となるでしょう。

平久弥/ Hisaya Taira 「ESCALATOR PAINTINGS」

September. 1 Fri. – September. 22.Fri. 2023

Escalator #39 / acrylic on canvas / 53×80.3cm / 2022

平久弥(1960~)は90年以降、ニューヨーク郊外、日本の地下鉄のプラットホーム、エスカレーター、そしてニューヨークや東京、大阪の路地裏など、ありきたりな風景をフォトリアリズムの手法でストイックに描き続けてきました。
今展では、平が屋外風景から人工的な光の屋内へと目を向けた始めた2003年から最も多く描いてきたエスカレーターの新作群を発表します。

平のエスカレーターは都市の喧騒や動きの中で、あまりにも当たり前すぎて見逃されがちなエスカレーターの美しさや機能性を捉えています。現代の都市を生きる人々が、複層化された空間の内部を斜めに上下移動するための装置「エスカレーター」。平の視点で切り取られた風景に潜む光と影のダイナミズムを鮮やかに描き出しています。

平の作品は日常の中にある美と価値を見つけ出し、その美を観客に提供することで、私たちの視点を変える力を持っています。エスカレーターをモチーフに描くことで、日常風景の奥深さや普遍性を浮かび上がらせ、鑑賞者に新たな視点を与えることができるのです。
エスカレーターシリーズ9点を中心に新作12点の紹介になります。

TOKYO GENDAI 2023

July 7 Fri – July 9 Sun 2023

Yoshiaki Inoue Galleryは、長年お互いに刺激し合い、支え合って活動されてきた素晴らしいお二人をこの新しいアートフェアでご紹介致します。
We are participating in TOKYO GENDAI 2023 (7/7-9)
Artists: Sadamasa Motonaga/元永定正 & Etsuko Nakatsuji/中辻悦子

TOKYO GENDAI 2023
パシフィコ横浜/PACIFICO Yokohama
View Map
booth#: E01
https://tokyogendai.com/

井上廣子/Hiroko Inoue「Being the Stream」

June. 2 Fri. -June. 24. 2023

アーティスト井上廣子は写真やビデオで≪人間の意識の奥深くにある心の傷≫に関する作品の制作をしてきた。今、現代の目撃者として≪人間、文明、自然≫の緊張関係に関心を持って作品制作をしている。気候変動やパンデミックにより浮上し、グローバルな消費主義に向けられたこの緊張関係は劇的な転換点にある (Daily Mirror紙より)
今展では、写真とビデオでこのトピックにアプローチします。

詫摩昭人/Akihito TAKUMA solo exhibition at Tokyo

April. 25 Tue. -May. 14. 2023

詫摩昭人「逃走の線:”The battle is decided in an instant, but I seem to lose most of the time.”」
by Yoshiaki Inoue Gallery
会場:CADAN有楽町

詫摩昭人は1966年熊本生まれ。フランスの哲学者ジル・ドゥルーズ(Gilles Deleuze) の「逃走線」を引用して二項対立をすり抜けるコンセプトで絵画制作を続けています。絵具の乾かぬうちに自作の長いブラシでキャンバス全体を天辺から一気に擦りおろし、現れた画面に対立軸をなだらかに混ざり合わせたと実感できた時のみ自身の作品は完成となります。今回は昨年より発表を開始したカラー作品の新作をご紹介します。
(本展は東京有楽町駅近くのCADAN有楽町で開催されます)

松谷武判/ Takesada MATSUTANI

April. 1 Sat - April. 24 Mon, 2023

松谷武判は、ビニール系接着剤をキャンバスに大量に流し、扇風機やドライヤーで急激に乾かすことで有機的で官能的な造形を、平面に立体的に表現し、新しい絵画の可能性を示すものとして高く評価され、26歳で具体美術協会会員となり、29歳でフランス政府給費留学生として1966年に渡仏、その後パリのアトリエを拠点に制作を続ける。
2017年のヴェネツィア・ビエンナーレではメインセクション、2019年ポンピドゥーセンターでの個展と世界の第一線で活躍中。
ボンドの膨らみを使って有機的に表現された作品は、黒鉛が持つ鈍い光や独特の色彩で私たちを大いに魅了します。1980年代から2000年初頭の作品を中心に松谷の描く黒と白の世界をご堪能ください。

Art Basel Hong Kong 2023

March 23 Thu – March 25 Sat 2023

Yoshiaki Inoue Galleryは、柴田敏雄の活動初期のシリーズ「日本典型」をアートバーゼル香港でご紹介致します。
For Art Basel Hong Kong 2023, Yoshiaki Inoue Gallery presents works “Quintessence of Japan” by Toshio Shibata.

Art Basel Hong Kong 2023
23-25 March 2023
Hong Kong Convention and Exhibition Center/ Insights section
Booth#:1B35/Hall 1 (1F)

https://www.artbasel.com/hong-kong

ユアサエボシが参加「やんばるアートフェスティバル」

January 14 sat, – April 9 sun, 2023

シマを繋ぎ、シマに響く

2017年から多彩なアートを響かせてきたこの第6回を迎えた「やんばるアートフェスティバル」に、ユアサエボシが参加しています。
国内外のCommunity(地域社会)から多様性に満ちたアーティストたちが集い繋がる、やんばるという地域性の中でこその共鳴が表現されることでしょう。
※メイン会場・大宜味村立旧塩屋小学校を含む複数会場は、金土日祝のみ開館

 

ART SG 2023

January 12 Thu, –  15 Sun, 2023

シンガポール、マリーナ ベイ サンズ エキスポ アンド コンベンション センターの 2 フロアで開催される ART SGに参加致します。

Participating artists : Booth 1A08
・元永定正/Sadamasa MOTONAGA
・中辻悦子/Etsuko NAKATSUJI
・北川宏人/Hiroto KITAGAWA
・詫摩昭人/Akihito TAKUMA

ART SG23 _1A08 installation 01

中辻悦子展/ Etsuko Nakatsuji Solo Exhibition、BBプラザ美術館

中辻悦子 起・承・転・転 Nakatsuji Etsuko “Intro, Development, Development, Development …”が、神戸のBBプラザ美術館で開催されています。
2022/11/01(火) ~ 2023/01/22(日)
BB PLAZA MUSEUM, Kobe, Japan

絵画、オブジェ、インスタレーション作品にとどまらず、グラフィックデザイン、絵本製作など幅広く中辻悦子の創作活動が資料と共に紹介されています。

元永定正/Sadamasa MOTONAGA solo exhibition

December. 5 Mon - December. 26 Mon, 2022

元永定正氏(1922-2011)の生誕100年を記念して、Yoshiaki Inoue Galleryでは展覧会を開催します。1960年代から2010年に制作された作品10点による独創的でユーモアあふれる表現をぜひご覧ください。

井上廣子展覧会情報/information of Hiroko Inoue Exhibition

“Silver Lining”Hiroko Inoue 11/18 – 11/27, 2022

デュッセルドルフにあるドイツ文化庁が運営する「アトリエ アム エック」で井上廣子の個展「Silver Lining展」が開催されます。
Solo exhibition of Hiroko Inoue will be held.

venue: Atelier am Eck
Himmelgeister Straße 107 E · Eingang Ulenbergstraße 40225 Düsseldorf

舟越桂/Katsura FUNAKOSHI solo exhibition

October. 11 Tue - November. 5 Sat, 2022

舟越桂/Katsura FUNAKOSHI(1951年盛岡市生れ)
遠い彼方を見つめるような眼差しの人物像を一貫して楠を素材に制作してきた舟越桂。
弊廊では1997年に京都の伝統木版画摺師戸田正氏(1936-2000)が携わって制作された木版画シリーズ以降、新作の発表に合わせて舟越桂版画展を開催して参りましたが、この度は彫刻とドローイングを中心にしたご紹介をさせて頂きます。
彫刻は女性像、男性像、スフィンクス像の3体、ドローイングは新作3点をはじめ彫刻に関わる作品も含め作品の存在感で満ち溢れるギャラリー空間となります。また別フロアでは90年以降の版画作品25点を展示致します。
ぜひこの機会に幅広い舟越桂の魅力をご堪能下さい。
協力:西村画廊

Yoshiaki Inoue Gallery is pleased to announce the solo exhibition “Katsura Funakoshi”.
Tuesday, 11 October - Saturday, 5 November, 2022
gallery hour : 11:00 – 19:00 , closed on Sunday and public holiday
Venue: Yoshiaki Inoue Gallery 2F, 3F
special cooperation:Gallery Nishimura, Tokyo

元永定正・中辻悦子展示情報/伊賀市(Iga city)

生誕100年 元永定正展「一寸さきは光 ~伊賀が生んだ美術の滑稽~」10月1日~31日
会場/venue:国史跡旧崇広堂/National Historic Site Former Sokodo

中辻悦子展「中辻悦子と元永悦子 私は悦子」
/Etsuko Nakatsuji Exhibition “Etsuko Nakatsuji and Etsuko Motonaga I am Etsuko”
会場/venue:赤井家住宅/Akai Family Housing

元永生誕の地、伊賀の江戸時代から続く由緒ある建物で元永定正、中辻悦子の展示が同時期別会場で開催されています。美術館やホワイトキューブと違った伝統的な空間ならではの足跡をたどる展示は見応えがあります。
同地区の別会場では元永紅子の個性的な展示も楽しめます。
元永紅子展 -朱ト赤ト紅カラ生マレタ女ノ子-
/Beniko Motonaga Exhibition-Zhuto Red To Red Raw Mareta Women
会場/venue:入交家住宅/Iriko House

100th Birthday Masamasa Motonaga Exhibition “Ichisasaki is Hikari-The Art Had Born by Iga-“