Solo Exhibition -CITY DIPTYCHS-
Jan 24 Fri-Feb 22 Sat, 2020
平久弥(1960~)は2000年以降、ニューヨーク郊外、日本の地下鉄のプラットホーム、地下街の通路、エスカレーター、屋内階段など、誰も描いてこなかったようなありきたりな風景をフォトリアリズムの手法でストイックに描き続けてきた。ここ数年は原宿、渋谷近辺の路地を主に描いた都市のシリーズに取り組んでいるが、その範囲をニューヨークへと拡張させている。精密な描写が写真と絵画の境界を超え、個人の体験を抽象化し普遍化する。
今展では、平が制作過程で感じた二つの都市空間(東京、ニューヨーク)の共通点に焦点を当てた5組の作品を中心に12点の新作群を展示致します。