June 10 Mon. – July 6 Sat. 2024
Yoshiaki Inoue Galleryは具体美術協会の創設メンバーであり、大胆なパフォーマンスでも知られる嶋本昭三(1928-2013)を紹介します。
【嶋本昭三】1928年大阪に生まれる。関西学院大学在学中に吉原治良に師事。新聞紙を貼り合わせたキャンバスに穴を開けた作品「穴」を制作し、その斬新さを吉原に高く評価される。1954年の「具体美術協会」の創立に参加、1956年の第二回具体野外美術展で、鉄管に袋入りの絵の具をつめアセチレンガスで発射する「大砲絵画」を制作。その後、絵の具の入った瓶をキャンバスに投げつける「瓶投げ」に展開。「具体」メンバーの先駆的なパフォーマンスの中で、最も過激だったのが嶋本です。今展では2階に「穴」の作品12点、3階にて「瓶投げ」5点を展示します。
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