憑依される表層
September 2 Mon. – September 27 Fri. 2024
北川宏人は1967年滋賀県生まれ、金沢美術工芸大学を卒業後、イタリアのカラーラに14年間滞在。イタリア彫刻、特にテラコッタ(低火度で焼成する土、素焼き約800度)の技術を習得し、アニメなどのサブカルチャーを取り入れた制作に取り組む。2005年に帰国後、作品にファッション性を加えた現代の若者像を制作。2013年頃からは、肌の質感や色の深み、強さを追求し、釉薬をかけて1200度で焼成する。現在、最先端の陶による具象彫刻を制作。
今展では、戦闘系女子の等身大作品と小品を含む新作と、型取りのオブジェに様々なイメージを定着させる新たな手法を取り入れた作品など、約20点を展示します。